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高円寺から都立家政をフラフラ歩く



何度この道を通っただろう。
昔、西武新宿線の都立家政駅の近くに住んでいた。
2年と少しくらいだろうか。
考え直してみると、自宅を離れたのはその数年でしかない。
やはり所沢くらいの田舎が自分にはあっている。
都立家政駅近くに職を得た為に所沢を離れた。
自宅から出る理由を探していたんだと思う。
随分前から所沢、家を離れたかったからね。
所沢は都会と比べると物足りないと感じていた。
といっても都立家政は東京らしい東京ではない。
それでも新宿には電車に乗ればすぐだし中野くらいなら歩ける。
南にいけば高円寺だし、南西に向かうと阿佐ヶ谷。
中央線カルチャーというのはネイティブトコロザワンにはとても魅力的に映った。
とりわけ一番近い高円寺に強く惹かれてしまう。
高円寺には乱雑に様々な種類のお店が点在している。
オシャレなカフェ、レストラン、雑貨屋、服屋、美容室。
さらにアジアンな店、古くさい店、風俗店まであって多種多様。
今までの人生でこんな街には出会わなかった。
それから何度も高円寺と都立家政を往復することになる。
あれから数年。
高円寺の同級生の店で飲み、フラフラとその道を歩いてみた。
残念ながら私が過ごした部屋に帰ることは出来ない。
ここに住んでいたのが幻のように思えてくる。
人の気配の少なくなった道を煌々と照らす灯り。
酔っ払いのボヤけた目に映るその光景はまるで夢のよう。
明るくハッピーな印象ではなく、どこか哀しく切ない。
過去の淡い記憶をボーッと照らし出されているよう。
そしてきらびやかな高円寺に未だに惹かれている自分がいる。
もっと体ごと飛び込んで高円寺を満喫すればよかった。
そうすれば高円寺に思い残すことはなかったかもしれない。
今でも高円寺のかがり火がこの胸を焦がしている。



 
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